
ワーキングホリデー
行ってみたいけど、「ちゃんと海外で生活していけるのかな?」などの不安はありませんか?
僕も出発前は…
英語力に自信なし❌
海外での一人暮らし経験もなし❌
こんな状態で、「仕事ってちゃんと見つかるの?」と不安だらけでした。
ネットにはキラキラした体験談が多く、実際のところ“リアルなワーホリ”ってどうなんだろう?
ここでは、そんな不安を抱えたままオーストラリアに飛び立った僕が、現地で感じたことや経験したことの、ありのままをお伝えします!
良いことも、大変だったことも、ぜんぶ含めて「ワーホリってこういう感じだよ」というのを、これからワーホリに行こうとしているあなたに、届けられたら嬉しいです。
- 実際にオーストラリアでワーホリをした人のリアルな体験談
- 英語力やお金が不安でも、どうやって一歩踏み出したか
- これからワーホリに行く人に伝えたいアドバイスと心構え
ワーホリに行く前に僕が感じていた不安

ワーキングホリデーに行くと決めたとき、ワクワクよりも正直「不安」の方が大きかったです。
まず一番の壁は英語でした。
学校の授業以外で英語を話したことなんてなかったし
「本当に現地で通じるのかな?」
「英語ができない自分でも行って大丈夫なのかな?」と、何度も思いました。
次に気に不安だったのはお金のことでした。
「どのくらい資金があればいいのか」
「現地で仕事はすぐ見つかるのか」
「貯金が尽きたらどうしよう」
そんな不安が頭をぐるぐるしていました。
特に僕は決して裕福な家庭でもなかったので、節約しながらの準備でした。
今だからこそ言えますが、あのときの僕のように「不安ばかりでなかなか一歩踏み出せない」という人は、本当に多いと思います。
ですが、その不安があるからこそ、一歩踏み出したときの変化が大きいんです。
英語が話せないことへの不安

「英語、全然話せないんだけど大丈夫かな…?」
ワーホリを考え始めたとき、真っ先に浮かんだのがこの不安でした。
学校で勉強はしてきたけど、実際に「話す」なんてほとんど経験がない。
リスニングは、映画やYouTubeを聞いても速すぎて聞き取れないし、自分の言いたいことを英語にするなんて想像もできませんでした。
「英語が喋れないと仕事が見つからないかも?」
レストランやカフェで働くにも、「英語が通じないと雇ってもらえない?」などと、ネガティブな想像ばかりしていたのを覚えています。
でも、いざ現地に行ってみると、完璧な英語じゃなくても、伝えようとする姿勢のほうが大事だということに気づかされました。
もちろん最初は、全く通じなくて落ち込むこともありました。
でも毎日、買い物をしたり、仕事をしたり、友達と話したりするうちに、少しずつ英語が“使える”という感覚が身についていったんです。
「話せるようになってから行く」より、「行ってから話せるようになる」
今なら、そう思います。
お金は足りる?仕事はあるの?

ワーホリに行こうと考えるとき、英語力の次に多くの人が不安に感じるのが「お金」と「仕事」のことかと思います。
僕も出発前は、
「最低いくら貯金があればいいの?」
「現地で本当に仕事が見つかるのかな…?」と、何度も調べては不安になっていました。
正直に言うと、僕はほぼ貯金ゼロの状態でオーストラリアに出発しました。
渡航費や現地に到着してから数日間の滞在費などを抜いたら、ほとんど手元には残っていない状態でした。
でも、「現地で働けばなんとかなる!」と思って飛び立ったのですが、現実はそう簡単ではありませんでした。
まず、どうやって仕事を探したらよいかわからない、さらには英語力がないので、働ける場所が限られるなど、苦難続きで日本に帰国したくなることもありました。
「自分なんかが行って大丈夫?」という気持ち

ワーホリに興味があるけど、どこかで「自分なんかが行って大丈夫なのかな」と感じていませんか?
僕自身がまさにそうでした。特別なスキルがあるわけでもないし、英語も得意じゃない。
SNSで見るワーホリ経験者はみんなキラキラしていて、自分とは違う“選ばれた人たち”に見えていました。
「自分には向いてないかもしれない」
「どうせうまくいかないんじゃ…」
そう思って、なかなか行動に移せなかった時期もあります。
でも実際に現地に行ってみると、いろんな背景・レベルの人がいたり、様々な人種の人がいたりと、完璧な人なんていないことに気づきました。
中には、英語がほとんど話せないまま来た人、海外が初めての人、仕事が見つかるまで時間がかかった人もたくさんいました。
でも、みんな「挑戦したい!」という気持ちだけは持っていて、それがあれば十分だったんです。
ワーホリに行くのにビザは必要ですが“資格”なんていりません。
必要なのは「行ってみたい!挑戦してみたい!」という気持ちだけ。
僕も実際に行ってみて、そう感じました。
実際に行ってわかった、ワーホリ生活の“リアル”

ワーホリに行く前、僕が思い描いていたのは
「カフェで働いて、仕事が終わった後はビーチでのんびり」みたいなキラキラした生活でした。
ですが、現実はそんなに甘くありません。
もちろん、楽しいこともたくさんありましたが、「自分が想像していた以上に大変」と感じることが圧倒的に多かったです。
仕事探しは意外と大変だった
一番大変だと感じたのが、仕事探しです。
英語に自信がないと、ローカルの仕事に応募するのにも勇気がいるし、応募しても返事がこないことなんてざらです。
お店をいくつもまわって履歴書を配ったり、ネットから応募してみたりしますが、基本的には英語力が足りずに面接まで行くことができません。
やっとの思いで面接に辿り着いたのはいいものの、面接で上手く英語で自分の思いを伝えられず断られることが多かったです。
英語は現地で少しずつ伸びていく
正直に言うと、最初は全然英語が聞き取れませんでした。
仕事で接客をしていても、「I’m sorry, could you say that again? 」と聞き返してばかり。
当時、僕はシェアハウスで暮らしていたのですが、シェアハウスの仲間が楽しそうに会話しているのを、ただ笑ってごまかすことが多かったです。
でも、そんな日々を何週間、何ヶ月と重ねていくうちに、少しずつ状況が変わっていきました。
仕事で毎日注文などを取るうちに、同じフレーズを自然に覚えたり、スーパーや通勤中のバスで何度も同じやり取りを繰り返したりするうちに、耳が慣れてきたんです。
愛想笑いして聞いていた友達の会話も、話していることが徐々にわかるようになってきて、次第に自分から会話に入っていくようになりました。
だから、もし「英語に自信がないから…」と不安になっている人も大丈夫!
完璧じゃなくても、現地で少しずつでも使い続けていれば、ちゃんと伸びていきます。
正直「つらい」と感じる瞬間もあった

僕の経験上、最初の数ヶ月は本当に辛く・大変な毎日だったのを今でも覚えています。
当たり前ですが、慣れない土地で英語もうまく通じず、頼れる人も少ない環境なので
「もう帰りたい」と思うくらいしんどい瞬間がいくつもありました。
ホームステイ先でのトラブル体験
オーストラリアに渡航してから家や仕事が見つかるまでの数週間は、安いホテルとホームステイを使って滞在していました。
ホームステイを経験したのが初めてということもあり、ここでかなり大変な思いをしました。
当初の話では、「週〇〇ドルで共有部分は自由に使ってよい」と聞いていたのに、いざ生活を始めると
・「はじめに預け金として〇〇ドル渡して」
・「洗濯は週1回まで、それ以上は有料」
・「共有部分の23時以降の使用は禁止」
など、細かい追加条件や請求が続きました。
住み始める前に確認していない僕が悪いのですが、慣れない英語でうまく交渉もできず、「これが普通なのかな」と我慢していました。
後にワーホリ先でできた友達に話してみると、「それはちょっと高すぎる」「普通はそこまで取られないよ」と言われてびっくりしたことがあります。
結局、契約していた期間が終わる前にホームステイはやめ、シェアハウスに移りました。
海外ではこういう「家ごとのルール」や金銭感覚の違いは本当に多いです。
悔しい思いもしたけれど、これもひとつの“リアルな経験”として今では笑って話せます。
孤独やホームシックに向き合った日々
僕にとってこれが一番辛かったです。
まさか自分がホームシックになるなんて思ってもいなかったのですが、いざ行ってみると
- 食文化が違う
- 言葉が通じない(当たり前ですが・・・)
- 何かあった時に頼れる人がいない
など、当時の僕にはかなりのダメージでした。
日本では当たり前だった「コンビニでちょっとおにぎり買う」とか、「友達と居酒屋でくだらない話をする」みたいな何気ない日常が、無性に恋しくなりました。
でも、そういう気持ちを抱えながらも、少しずつ現地の友達ができて、カフェでおしゃべりしたり、仕事帰りに一緒に遊びに行ったりするうちに、いつの間にか「ここも自分の居場所なんだ」と思えるようになっていったんです。
孤独やホームシックは決して弱さじゃなく、頑張っているからこそ感じるもの。
あの時期を乗り越えたからこそ、今の自分があります。
それでも僕が「行ってよかった」と思える理由

ここまで読んで、「思ったより大変そう…」と感じたかもしれません。
正直、僕自身何度も「帰りたい」「なんで来ちゃったんだろう」と思ったことがありました。
それでもやっぱり、「ワーホリに行ってよかった」と心から思っています。
大変だったこと以上に、そこでしか得られなかった経験や、小さな挑戦を乗り越えた自信が、今の自分を作っています。
小さな成功体験が自信につながった
ワーホリ生活の中で、一番嬉しかったのは「小さな成功体験」の積み重ねでした。
最初は英語で接客するのもドキドキで、お客さんに何度も聞き返してしまったり、オーダーを間違えて謝ったりする日々。
でもある日、「Good job!(よくやったね)」って同僚に笑顔で言われたときや、お客さんに「英語上手になったね!」と言われたときは涙が出そうでした。
また、レジュメ(履歴書)をいくつも配ってやっと見つけたカフェの仕事や、シェアハウスの同僚と英語で雑談できた日。
一つひとつは大したことじゃないかもしれないけど、自分にとっては確かな「できた」の積み重ねでした。
そういう小さな達成感を何度も味わううちに、「自分でもやればできるんだ」って思えるようになったんです。
日本にいた頃は、自信なんてほとんどありませんでした。
でも外に出て挑戦してみたことで、少しずつ、自分を認められるようになった気がします。
世界が広がった感覚があった
ワーホリで海外に暮らしてみて、強く感じたのは「世界って思ったよりずっと広くて面白い」ということでした。
日本にいた頃は、仕事や学校の人間関係がすべてで、その小さな世界の中だけで物事を考え、悩んでいました。
でもオーストラリアに行ってからは、一緒に働くブラジル人の子や、シェアハウスで仲良くなった韓国人の友達、バックパッカーで出会ったフランス人のカップルなど、本当にいろんな国の人と話す機会がありました。
話す言葉や文化も違うのに、一緒に食事をしたり、海に出かけたり、夜遅くまで語り合ったり。
気づけば、悩んでいたことがちっぽけに思えるくらい、視野がグンと広がっていました。
当たり前のことかもしれませんが、「日本だけが世界じゃないんだな」って心から思えた瞬間が、何度もありました。
そう感じられたのは、思い切って海外に飛び出したからこそ。
この感覚は、きっと一生ものです。
だからこそ、みなさんには勇気を持って飛び出してほしいんです!
ワーホリに行こうと考えている人に伝えたいこと

ここまで読んでくれたあなたはきっと、不安を抱えながらも「それでも行ってみたい!」という気持ちを持っている人だと思います。
僕も出発前は、英語のことやお金のこと、ちゃんとやっていけるのか… 数えきれないくらい悩みました。ですが、頭でっかちになって悩んでいても仕方がありません。まずは行動してみましょう!
今振り返ると、思い切って飛び込んでみて本当に良かったと心から思っています。
完璧じゃなくても大丈夫!
ワーホリに行こうとするとき、つい「もっと英語が話せるようになってから…」「もっと貯金してから…」って思いがちです。
でも、実際に行ってみて強く感じたのは、完璧じゃなくても全然大丈夫だということです。
現地には、英語がほとんど話せない状態で来ている人もたくさんいます。
仕事だって、最初から理想の職場に就ける人なんてほんの一握り。
みんな少しずつ失敗しながら覚えて、少しずつ慣れていくんです。
「準備が完璧になってから行こう」と思っていると、いつまでもその日が来ないかもしれません。
少しの勇気を持って飛び込んでみれば、意外となんとかなるし、その「なんとかなる過程」こそがワーホリの醍醐味だと思います。
悩むならまずは動いてみて
何度も書いていますが、出発前、僕はとにかく悩んでばかりいました。
「英語も中途半端だし、貯金も不安だし、そもそも自分に海外生活なんてできるのかな?」と。
でも、どれだけ考えても不安はゼロになりませんでした。
むしろ考えれば考えるほど、できない理由ばかり思い浮かんで動けなくなるんです。
実際に飛び出してみて思ったのは、悩んでいる時間より、動き出してからの時間のほうが何倍も価値があったということ。
ビザを調べる、誰かに話を聞いてみる、英語を少し勉強してみる。
ほんの小さなことでいいから一歩踏み出してみてください。
それだけで、ぐっと現実味が増して、次のステップが見えてきます。
不安は武器になる
この記事を通して「不安」という言葉がかなり出てきたかと思います。
僕が実際に行ってみて感じたのは、不安があったからこそ、慎重に情報を集めたり、いざというときに誰かに頼れたりしたということです。
不安をゼロにするのは不可能だと思います。
むしろ、何も考えずに飛び込んでしまうより、少し不安を持っているくらいがちょうどいいんです。
その不安が、慎重に準備したり、周りの人に相談したりする原動力になるからです。
そして何より、不安を知っているからこそ、同じように困っている誰かに優しくできる。
不安は決してマイナスじゃなく、あなたのワーホリ生活を支える大切な武器になります。
ワーホリに迷っているあなたへ

ワーホリは楽しいことだけじゃなく、時にはくじけそうになることもあります。
でも、それを超えた先にしか見えない景色がきっとあります。
この記事が、少しでもあなたの背中を押すきっかけになったなら嬉しいです。
もっと具体的な準備や、国選びについて知りたい方や、「私の場合はどうなんだろう?」と気になることがあれば、いつでもお気軽にお問い合わせからメッセージください!
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一緒に一歩踏み出して、挑戦しましょう!
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